注意したいデメリット…秘密証書遺言 - 遺言ガイド 秘密証書遺言編

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注意したいデメリット…秘密証書遺言

どんな人にとっても、人生というのはいつ何が起こるか分かりません。
たとえ若くて健康な人であっても明日事故にあって最期を迎える可能性がありますし、急な自然災害に巻き込まれることが絶対にないとは言い切れません。
ですから、老若男女を問わず「自分の人生の最期」について真摯に向き合い、考えておく必要があるのです。
そうしたことを踏まえても、今これだけ自然災害が多発している日本において、様々な世代の人々が注目していることがあります。
それが「終活」と呼ばれる、人生の最期を「自分らしく」迎えるための活動です。

終活は、主にお墓やお葬式の準備だと思っている人が少なくないと思いますが、実は一番大切な終活は「遺言」に関することだと言われています。
なぜなら、遺言というものをきちんと残しておかないと、財産分与などで家族や親族が争わないといけなくなることもあるからです。
そうしたことにならないためにも、遺言書はきちんと残しておくようにしましょう。
では実際に、どんな形式で遺言書を作成しておけば良いのでしょうか?

遺言書には、自ら書いて作成する「自筆証書遺言」と、公証役場に行って公証人に作成してもらう「公正証書遺言」、そして自ら書いた遺言を公証役場で認めてもらう「秘密証書遺言」があります。
自筆証書遺言と公正証書遺言は、耳にしたことがある人も多いでしょう。
しかし、秘密証書遺言については意外と人々に知られていないと言われています。
秘密証書遺言というものは、一体どのようなものなのでしょうか?

秘密証書遺言は、自ら書いて作成した遺言書を、内容を秘密にしたまま公証役場で「遺言」として認めてもらう形式の遺言書です。
遺言の内容を秘密にして作成したい人にはオススメの形式なのですが、作成にあたり注意しなくてはならないこともあります。
秘密証書遺言を作成する最大のデメリットは「遺言の内容を公証人が確認しない」ということです。
これだと、遺言書自体に不備があっても分からないため、いざ遺言書を執行したいとなっても法的に無効となってしまう恐れがあります。
それが「秘密証書遺言」最大のデメリットといっても過言ではありません。
また、遺言自体は公証役場で保管してもらえないため、遺言書を紛失してしまう恐れも「デメリット」だと言えるでしょう。
そうしたデメリットに注意して、秘密証書遺言は作成しなくてはならないのです。