秘密証書遺言の書き方 - 遺言ガイド 秘密証書遺言編

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秘密証書遺言の書き方

あなたは、自分の人生の最期についてどのように考えていますか?
自分のお葬式やお墓の準備が気になる人もいるでしょうし、財産を所有している人にとっては財産分与の問題も気がかりなところですよね。
このような問題は、あなた自身がこの世を去った後に家族の上に降りかかってくる問題です。
あなたの大切な家族が、こうした煩わしい問題で頭を悩ませなくても良いように…自分が元気なうちにきちんと「意思」を残しておくべきなのではないでしょうか。

こうした「自分の人生の最期」のための準備は「終活」と呼ばれており、今様々な年代の人々の間で注目されています。
葬儀場主催のお墓見学会やお葬式体験などのイベントが行われている中、特に多くの人が気にかけているのが「遺言書」に関するセミナーやイベントだと言われています。
遺言書というのは、あなたがこの世に残していく家族や大切な人々へのメッセージです。
あなたが亡くなった後、その遺言書を基に財産分与などを行っていくのですから、きちんとした形で遺言書を作成しておくべきなのではないでしょうか。
そこでここでは、いくつかある遺言書の形式の中でも「秘密証書遺言」と呼ばれる遺言書の書き方についてお伝えしていきます。

そもそも「秘密証書遺言」とは、残していく遺言の内容を誰にも公開せず「秘密」にしたまま、公証役場にいる公証人に遺言の存在のみを証明してもらう遺言書のことです。
遺言書というのは、だいだい大きく分けて「自筆証書遺言」と「公正証書遺言」の2種類がありますが、秘密証書遺言はこの2つの中間の形式の遺言書だと言われています。

自筆証書遺言は、文字通り自ら書いて文書を作成して自身で保管する遺言書のことですが…気軽に書ける反面、文書に不備が起こりやすく紛失や偽造の心配があるのが難点です。
一方で公正証書遺言は、公証役場にいる公証人に口頭で伝えた遺言内容を文書にしてもらい、公証役場で保管してもらう遺言書です。
この形式であれば確かに書類の不備は起きませんし、保管も公証役場でしてくれるため紛失の心配はありません。
しかし、遺言内容は公証人と立ち会う証人2人に公開のもとで作成されるため「遺言を誰にも内緒にしておきたい」と思っている人には向きません。
その点、秘密証書遺言であれば文書は自ら作成しますし、遺言の存在は公証役場で証明してもらえるため安心です。

ただし、秘密証書遺言はその内容まで公証人が改めることがないため、きちんとした文書を自分で作成しなくては法的効力の無い遺言書となってしまう恐れがあります。
ですから、秘密証書遺言を作成する時には「自筆証書遺言」の形式で作成しておくようにしましょう。
どんな遺言書であっても、きちんと日付を入れて署名捺印をしておけば安心ですよ。